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それがMAXですか?

2014.04.02

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ベクトルAとベクトルEのありがちな光景

 宝くじBIGのCMをご存知でしょうか?

このCM、堤真一と真木よう子のやり取りが、

めちゃくちゃ面白いCMなのですが、

この二人の会話、素質の違いがよく出ていて、
とても興味深い内容なんです。

 

見たことがないという方は、

下記のFacebookページに動画載せてます。

ぜひご覧になってください。

http://on.fb.me/1fpGG7T

 

まず、堤さん扮する男性が、

真木さん扮する女性を驚かせるために、

次のように話しかけます。

 

男性:「10億円(当たった人)が9人も出たんですよ。」

 

それに対し、真木さん扮する女性は、

 

女性:「すごいですね。」と返します。

 

すると、その冷めた反応に、

男性はさらに次のように質問します。

 

男性「9人ですよ、なんでもっと驚かないんですか?」

女性「驚いてます。こういう顔なんです。」

 

男性「それがMAXですか?」

女性「MAXです。」

 

実はこの会話、

素質による典型的なコミュニケーションギャップです。


言葉の捉え方の違いがポイント

このコミュニケーションギャップは、

素質による言葉の捉え方の違いによって起こっています。

 

言葉の捉え方は素質によって、

非言語コミュニケーションを重視するタイプと、

言語コミュニケーションを重視するタイプに分かれます。

 

このCMのやり取りでは、

男性(堤さん)が非言語重視タイプ、

女性(真木さん)が言語重視タイプでした。

 

活字にするとよく分かるのですが、

女性は「すごいですね。」とかなり驚いているんです。

 

しかし、男性は「なんでもっと驚かないんですか?」と聞いています。

つまり、男性は女性「すごい」と言っているのに、

冷めた口調や表情を見て、驚いていないと感じたわけです。

 

この素質の違いを分かっていれば、

男性は女性が驚いていることも理解できたかもしれませんし、

女性はもっと大きいリアクションをとれば、

男性に驚いたことが伝わったかもしれませんね。


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