2013.11.05
営業や販売のお仕事に携わった経験のある方なら、
目の前にいるお客様の考えていることが知りたい、
と思ったことが一度や二度はあるのではないでしょうか。
私も昔、訪問販売をしていたことがあるのですが、
お客様の考えていることを詳しく知りたいと思って、
あらゆる心理学や心理テクニックの本を読み漁り、
営業セミナーに足を運んだ時期がありました。
心理学も営業メソッドも実戦で使ってみると、
それなりに一定の効果はあるのですが、
お客様によっては全く通用しないこともありました。
その当時は自分のスキルを磨いていけば、
今は通用しない相手でも効果が出てくるかと漠然と思っていましたが、
素質論との出会いによって、お客様の反応に“個人差”が出るのは、
“素質”の影響であることを知りました。
人には“意思決定基準”が生まれながらに備わっています。
もしその意思決定基準が知ることができれば
その人が何を基準にして物事を選んでいるのかが分かり、
買いたい!という決め手になるポイントがまる見えになるのです。
例えば、生年月日が分かれば、素質ベクトルが分かります。
素質ベクトルはH・E・Aの3タイプあり、
それぞれの意思決定基準は次のようになります。
ベクトルH → 品質、信頼できるかどうか
ベクトルE → コストパフォーマンス、自分が満足できるかどうか
ベクトルA → 直感、安心できるかどうか
もしこの基準を分からないままに、全く違う基準に合わせて対応したなら、
無駄な説明を繰り返し、お客様の冷ややかな対応を目にすることになります。
優秀な営業マンやカリスマ販売員は、お客様とのコミュニケーションの中で、
この基準を知る術を身につけています。
しかし、誰でもこのような高度なコミュニケーションスキルを、
身につけられるわけではありません。
そこで使っていただきたいツールが、“顧客対応レポートセット”です。
このレポートはお客様の生年月日が分かれば、
お客様の買いたいスイッチである意思決定基準が詳しく分かり、
初対面の時とオープンハートした時の人柄の違いまでが分かります。
もし予めお客様の反応が想定できていれば、
余裕を持ってコミュニケーションをとることができ、
きめの細かい顧客対応ができるようになります。
ぜひ一度、気になるお客様のレポートをお試しいただきたいと思います。
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